許斐剛さんの『新テニスの王子様』が、2026年9月4日に発売された最終第48巻をもって全48巻で完結しました。1999年に「週刊少年ジャンプ」で始まった『テニスの王子様』を受け継ぎ、2009年から「ジャンプSQ.」で連載されてきたシリーズで、27年におよぶ物語がここで幕を下ろした形です。全巻が出そろったので、途中で止まっている方も、これから読む方も、どの巻を開けばよいかを巻数で決められる状態になりました。
新テニスの王子様はどんな漫画? 作品の位置づけと魅力
『新テニスの王子様』の面白さは、中学生の部活の話だったものを「代表選考」と「国別対抗戦」という舞台へ引き上げたところにあります。前作で全国大会を戦った各校のエースたちが、学校の枠を外れて同じチームの候補生として並ぶため、かつて対戦した相手が味方として隣に立ちます。青学の面々だけでなく、氷帝や立海の選手にも出番が回ってくるのはこの構造のおかげです。
もうひとつの持ち味は、勝ち負けの付けかたが常に「席の取り合い」として設計されている点です。合宿では番号付きのコートを奪い合い、大会では7つの試合枠を代表内で争います。誰が勝ち上がるかがそのまま誰が次の試合に出られるかにつながるので、1試合ごとにチームの顔ぶれが入れ替わっていきます。読者が推しの選手を追いかけやすいのは、この仕組みが最後まで一貫しているからです。
技の見せ方も前作から大きく振り切れています。中学生の全国大会では規格外だった技が、高校生やプロを相手にすると通用しなくなる場面が繰り返され、そのたびに選手が引き出しを増やします。誇張の度合いを楽しむ読み方もできますし、単純な強弱ではなく相性で勝敗が動く組み立てとして読むこともできます。
全48巻で完結したという区切り
最終第48巻の発売は2026年9月4日で、電子書籍も同日に配信が始まっています。集英社の最終48巻の書籍ページにも完結が明記されています。前作『テニスの王子様』が全42巻なので、シリーズを通すと90巻の長さになりました。
長期連載が完結したときに効いてくるのは、「どこまで読んだか分からなくなって離れた」状態から戻りやすくなることです。連載中は次の巻がいつ出るか分からないため、途中で止まると再開の踏ん切りが付きにくくなります。全巻が出そろった状態なら、自分が覚えている最後の場面から先を、待ち時間なしで最後まで読み切れます。
これから初めて読む方にとっても、完結済みであることは選びやすさにつながります。48巻という長さではありますが、後述するとおり大会の進行に沿って区切りがはっきり付いているので、区切りごとに読み進める計画が立てられます。
全48巻はどこで区切れるのか 節目の巻を巻数で整理
読み直す位置を決めるために、大会の進行に沿った区切りを巻数で並べておきます。いずれもストアや出版社の内容紹介で確認できる範囲です。
第1巻から第13巻までが代表合宿の区間です。 舞台はずっと国内の合宿地で、番号付きのコートを賭けた入れ替え戦が段階的に上がっていきます。第4巻と第8巻で相手が上のコートへ移り、第13巻の海外組との一戦でこの流れに区切りが付きます。読み返すときに「学校名で呼び合っていた頃」と記憶しているなら、この区間です。
第14巻からがU-17ワールドカップの区間です。 中学生日本代表が決まり、話の場所が合宿地から国別対抗戦へ動きます。第15巻から第17巻は本戦前の「プレW杯」と呼ばれるエキジビションマッチにあたり、相手はドイツです。合宿の区間を読み終えている方が次に開く巻はここになります。
第18巻から本戦が開幕します。 内容紹介にも本戦開幕と明記されている巻で、ここから第22巻までが予選ブロックです。ギリシャ、オーストラリア、スイスと3か国が続きます。大会を頭から順に追いたい方の出発点として、もっとも分かりやすい位置です。
第23巻から決勝トーナメントです。 予選ブロックから勝ち抜き形式に切り替わり、相手はフランスに変わります。第27巻ではベスト4進出がかかった一戦を迎えます。1試合の重みが変わるので、区間の切れ目としても見分けやすいところです。
第28巻から準決勝です。 相手はドイツで、第31巻から第33巻の日本人同士の対戦を挟んで第35巻まで続きます。1つの対戦に8巻ぶんを使っている区間で、読み始めると途中で止めにくいところです。
第36巻から第39巻が決勝のオーダー選考です。 決勝に出る7人を代表内の選抜トーナメントで決める区間で、試合の相手は同じ日本代表です。誰が出るのかを先に知ってから決勝へ進みたい方はここから読みます。
第40巻から決勝戦、そして第48巻で完結します。 決まったオーダーで9巻ぶんを戦い切る区間です。最終第48巻まで一続きなので、決勝だけを読む場合も途中で別の巻へ飛ぶ必要はありません。
止まっている巻が分からないときは、覚えている場面が合宿のコート争いなら第13巻まで、国別の対戦なら第18巻以降、と当たりを付けると探しやすくなります。
どこから読む?
はじめて読む方の入口は第1巻です。前作を読んでいなくても、全国大会の後から始まる新章として組み立てられているので、この巻から入って支障はありません。
代表合宿の区間まで読んで止まっている方は第14巻からです。舞台が国別対抗戦へ動く切り替わりにあたるので、ここから再開すれば話が飛びません。
大会の試合だけを頭から追いたい方は第18巻からです。予選ブロックの初戦がこの巻に入っています。
予選まで読んだ方が次に開く巻が第23巻です。勝ち抜き形式に変わる位置なので、ここから読むと大会の緊張感がつながります。
準決勝から読みたい方は第28巻です。第35巻までがひと続きの対戦なので、8巻まとめて読む区間として区切りやすいところです。
誰が決勝に出るのかから追いたい方は第36巻です。代表内の選考を先に読んでおくと、決勝のオーダーの意味が分かります。
決勝戦だけを読みたい方は第40巻からです。ここから最終巻まで一続きなので、途中で巻を探し直す必要がありません。
シリーズの終点が最終第48巻です。長く追いかけてきた方が最後に開く巻で、ここで物語が完結します。
一度にそろえて一気読みしたい方は、全48巻をまとめて買えるページがあります。巻を1冊ずつ探し直す手間が省けるので、これから通読する方に向いています。
新テニスの王子様 全48巻まとめ買い
1999年に始まった『テニスの王子様』の続編として2009年から連載され、2026年に全48巻で完結したシリーズをまとめて購入できるページです。U-17日本代表合宿から国別対抗戦の決着までを、巻を探し直さずに一続きで読み進められます。
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まとめ
代表合宿が第1巻から第13巻、U-17ワールドカップに入るのが第14巻、本戦開幕が第18巻、決勝トーナメントが第23巻、準決勝が第28巻、決勝のオーダー選考が第36巻、決勝戦が第40巻から、そして完結が第48巻です。27年続いたシリーズの全巻がそろったので、自分の止まっている場所から最後まで一続きで読み進められます。












