田島青さんの『ホテル・インヒューマンズ』のTVアニメ第2期が、2026年10月4日(日)23時45分からテレ東系列で始まりました。BSテレ東は10月5日から、AT-Xは10月6日から放送され、配信はdアニメストアやAmazon Prime Video、U-NEXTなどで10月4日24時15分から始まっています。第1期は2025年7月6日から9月28日まで全13話が放送され、第2期は第14話からの数え方になっています。原作は小学館のWebマンガサイト「サンデーうぇぶり」で連載され、2025年9月19日発売の第12巻で完結しました。公式サイトの各話あらすじと単行本の内容紹介を突き合わせて、原作のどこから読めばいいかを巻数で整理します。
ホテル・インヒューマンズはどんな漫画? 作品の位置づけと魅力
2021年10月に第1巻が出て、2025年9月の第12巻で完結した、全12巻でまとまった作品です。
舞台は、殺し屋だけが泊まれるホテルです。主人公の空島生朗と相棒の沙羅は、宿泊客の頼みに「NO」と言わないコンシェルジュとして、武器の手配から身元の偽装、後始末まで引き受けます。殺し屋が主役の物語でありながら、読み味の中心にあるのは銃撃戦よりも、依頼の奥にある「最後にこれだけはしておきたい」という願いのほうです。病を抱えた殺し屋が思い出の料理を探す話、相棒を救い出そうとする狙撃手の話と、依頼ごとに違う人生が描かれます。
依頼は1話から数話で区切りがつく形が多く、ゲストが替わるたびに別の物語が始まります。そのため、アニメで気になった話の続きから原作に入っても、置いていかれにくい作品です。一方で、巻を追うごとに生朗自身の過去と、殺し屋を狙う「殺し屋殺し」の存在が少しずつ前に出てきて、後半は一本の大きな流れにまとまっていきます。
TVアニメ第2期の放送にあわせて原作を読む理由
第2期の最初の2話は、第14話「ピアノ・レッスン1」と第15話「ピアノ・レッスン2」です。高校生のピアニスト・奏史と、ピアノを習いたいと現れた転校生・昴の話で、昴がホテルに泊まる殺し屋だと明かされる前後編になっています。続く第16話「甘い仕事1」では、ロンドン支社から新しいコンシェルジュの桐原シバ(コシバ)が赴任してきます。コシバの声は羊宮妃那さんです。放送・配信の情報はTVアニメ「ホテル・インヒューマンズ」公式サイトで確認できます。
原作は全12巻で完結しているので、アニメで描かれる依頼の先や、生朗とホテルをめぐる大きな物語の結末まで、放送を待たずに最後まで読めます。
第1期はどこまで描かれ、第2期はどのあたりを描くのか
各巻の内容紹介をもとに、全12巻を次の4つのまとまりに分けておきます。結末には触れずに位置だけを挙げます。
- 第1巻〜第3巻:ホテルの仕組みと二人のコンシェルジュが紹介され、依頼ごとの物語が続くまとまり。第2巻は殺し屋リンゴの「最後の晩餐」、第3巻は狙撃手ダニカと観測手チェタナの救出の話です
- 第4巻〜第6巻:ピアノを習う殺し屋・昴の話から始まり、新しいコンシェルジュのコシバが加わって、依頼の顔ぶれが広がっていくまとまり
- 第7巻〜第9巻:生朗の19歳のころへさかのぼる過去編から始まり、「殺し屋殺し」の「灰色のサイ」を追う流れへつながるまとまり
- 第10巻〜第12巻:情報屋・中田の過去を描く第10巻から始まり、最終巻へ向かう終盤のまとまり
第1期(第1話〜第13話)は第3巻までにあたります。第6話・第7話「ラスト・サパー」の殺し屋リンゴは第2巻、第10話から最終話の第13話まで続いた「アナザー・スカイ」の狙撃手ダニカと観測手チェタナは第3巻の内容紹介にある話で、第1期は第3巻で描かれた二人の救出の結末までを描いて終わりました。
第2期は、その次の第4巻から始まっています。第14話・第15話の「ピアノ・レッスン」は、第4巻の内容紹介にある奏史と昴の話です。第16話で赴任してくるコシバは、第5巻の内容紹介にも生朗と組んで依頼にあたる姿が書かれています。
第2期がどこまで進むかは、公式サイトでは巻数でも話数でも示されていません(10月19日時点)。第1期は13話で第3巻までを描いていて、1冊あたり4話ほどのペースでした。第2期も同じくらいの話数・配分で進むとすると、第6巻のあたりまで届く計算になります。ひとつの依頼に何話かけるかで前後する可能性があります。第7巻からは生朗の過去編に入るので、第2期を観終えたあとに原作を開くなら、第7巻が目印になります。
どこから読む?
はじめて読む人は第1巻からです。殺し屋専用ホテルの仕組みと、生朗と沙羅という二人のコンシェルジュの関係が、最初の依頼を通して分かります。第1期を観ていない人も、第3巻まで読めばそのまま第2期に追いつけます。
第1期まで観た人は第4巻からです。第2期の第14話・第15話にあたる「ピアノ・レッスン」が入っていて、コシバが加わる第5巻へとそのまま続きます。
第2期の放送より先へ進みたい人は第7巻です。ここから生朗の過去編が始まり、それまで依頼ごとに描かれてきた物語が、生朗自身の話へと移っていきます。
終盤のまとまりに入るなら第10巻です。情報屋・中田の過去を描く巻で、ここから最終巻までは物語の決着へ向けた流れが続きます。
全12巻の締めくくりは第12巻です。第1巻から通して読んだ人が、最後にたどり着く1冊です。
まとめ
第1期は原作の第3巻まで、第2期は第4巻の「ピアノ・レッスン」から始まっています。はじめて読む人は第1巻、第1期の続きは第4巻、放送の先まで読み進めるなら生朗の過去編が始まる第7巻が目印です。全12巻で完結しているので、第10巻からの終盤を経て、第12巻まで続けて読めます。









